グリーンちゅうず通信
温湯消毒
2022年03月15日今日は種籾の温湯消毒がありました。
弊社は60度のお湯に10分間、種籾を漬けてその後、すぐに冷水で冷却する方法です。
温度と時間を守るのが大切で、短時間処理なら防除効果が低下し、長時間処理では発芽率が低下しますが、近年では、65度のお湯に10分間漬ける方法もあります。
温度の上昇に伴い発芽率が急激に低下しますが、事前乾燥処理によって種籾の水分含量を 10%以下に下げておくことにより、高温耐性が強化されて65度の温湯処理を行っても発芽率が90%以上確保されて、ばか苗病やいもち病、苗立枯細菌苗、もみ立枯細菌苗にも高い防除効果が期待できる事例があるらしいです。